地元記者も予想しなかったダル乱調 それでも「20勝も夢ではない」

[ 2012年4月11日 08:37 ]

ダルビッシュ初勝利が大きく取り上げられた地元紙

ア・リーグ レンジャーズ11―5マリナーズ

(4月9日 アーリントン)
 地元テキサスの記者もダルビッシュの乱調は予想していなかった。初回から記者席は騒然。しかし、3回以降は立ち直って試合をつくり、初勝利を手にしたことを評価する声が多かった。

 フォートワース・スター・テレグラム紙のジェフ・ウィルソン記者は「初登板が終わっただけで、彼を判断しようとすること自体、おかしな話だ」と擁護。同紙は一夜明けた10日付のスポーツ面トップで、名前にかけて「Nice Yu―turn」の見出しで報じた。

 米スポーツ専門局ESPNのサウスウエスト版のリチャード・デュレット記者は、ダルビッシュの可能性について言及。「この打線は序盤の4、5失点ならどうにかしてしまう力がある。それを理解してダルビッシュが投げれば、悪いなりの投球のやり方もある。20勝も夢ではない」と予想していた。

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2012年4月11日のニュース