凄すぎ!レンジャーズ打線 4発11得点でダル援護

[ 2012年4月11日 06:00 ]

<レンジャーズ・マリナーズ>8回、3ランを放ったレンジャーズ・キンスラー(中央)はナポリ(左)とモアランドに迎えられる

ア・リーグ レンジャーズ11―5マリナーズ

(4月9日 アーリントン)
 打ち合いならお手のものだ。30球団随一の破壊力を誇るレンジャーズ打線が、ダルビッシュの初登板初勝利を4本塁打の大量11得点で強烈にアシストした。

 空中戦の号砲を鳴らしたのは6番クルーズ。3点を追う3回2死、左越えに同点3ラン。「援護できてよかった。ダルビッシュは少しナーバスになっていたかもしれないが、力のある投手だから次は大丈夫」。これで完全に試合の主導権を握った。勝ち越し弾は4回、恐怖の9番モアランド。無死からナポリが歩かされると、昨季16本塁打で定位置を確保した26歳はチェンジアップを右越えへ運び「初回(の乱調)から立て直して踏ん張っていたから」と背番号11の粘投に発奮した。

 右腕の入団会見に同席した主砲ハミルトンは、4回の2号ソロを含む3安打。「彼にとってここは新しい場所。神経質になるし、興奮もするだろう。1勝したんだから、これからもやると思う」。日本ハム時代は投高打低のチームカラーの中、援護に恵まれない場面も目立ったダルビッシュだが、テキサスのマウンドは孤独ではない。バックには、取られた分を取り返してくれる打線がついている。

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2012年4月11日のニュース