ミスが致命傷 聖光学院「取り戻すのに何倍もの力が必要になる」

[ 2012年3月29日 14:47 ]

<横浜―聖光学院>1回表横浜2死二、三塁、青木の打球を左翼手川合が好捕

第84回選抜高校野球大会第8日 2回戦 聖光学院1―7横浜

(3月29日 甲子園)
 力で劣っていたとは思っていないだけに悔しい敗戦だった。11安打を放ちながら、わずか1点。エースがまさかのKOで敗れた聖光学院・斎藤監督は唇をかみしめた。

 あらためて怖さを思い知ったのは、ミスからの失点。2、3回の失点は失策が絡んだものだった。「ミスで流れを失うと、取り戻すのに何倍もの力が必要になる」と斎藤監督。エースの岡野がリズムに乗れず、不安定な投球が続き、最後は連打を食らい、マウンドを降りた光景は試合前、予想だにしなかった。

 福島県内では公式戦で無敵の66勝中のチームはまた夏に向かって出直しとなった。

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