イチロー、第2戦は4打席凡退も…守備で魅せた

[ 2012年3月29日 20:29 ]

5回アスレチックス無死、スズキの右飛を好捕するマリナーズのイチロー

 2012MLB日本開幕シリーズ第2戦、アスレチックス―マリナーズは29日、東京ドームで行われ、マリナーズのイチローは3番・右翼で先発出場。4打数無安打に終わったものの、5回にスズキの飛球を好捕し、スタンドのファンを沸かせた。試合はアスレチックスがアスレチックスが4―1で勝ち、日本での対戦を1勝1敗で終えた。

 先発投手はアスレチックスがコローン、マリナーズはバルガス。前日の第1戦で5打数4安打1打点の活躍で日本凱旋を飾ったマリナーズのイチローは3番・右翼で先発出場。1回2死走者なしで迎えた第1打席は初球を打って二ゴロにだった。

 第2打席は4回2死走者なしの場面。初球、外角の速球を見逃したイチローは2球目をファウル、3球目の内角のシュート系のボールを見逃したが、判定はストライクで三振に倒れた。コローンは4回まで1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。マリナーズは5回にコローンを攻めて2死満塁のチャンスをつくったが、得点できなかった。

 5回にスズキの飛球をフェンス際で好捕し、守備でファンを沸かせたイチローの第3打席は6回、またも2死走者なしの場面。フルカウントから高目のボールを強振したが、浅い中飛に終わった。

 マリナーズは7回にスモークがソロ本塁打を放ち、1点を先制したが、その裏、アスレチックスはセスペデスの2ランで逆転、レディックもソロで続きリードを2点に広げた。アスレチックスは8回にもゴームズがソロ本塁打を放ち、リードは3点に。

 9回1死走者なしで迎えた第4打席は2ボールからの3球目を打って一ゴロに倒れた。

 マイナー契約から開幕ベンチ入りを勝ち取ったマリナーズの川崎はこの日も出番がなかった。

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