圧倒的巨大戦力!8割が巨人のV予想

[ 2012年3月28日 14:55 ]

評論家たちの順位予想

 30日のセ、パ同時開幕を前に、スポニチの評論家陣が今季のペナントレースについて大激論。2回目のセ・リーグ編では、優勝チームに評論家14氏のうち何と10氏までが巨人を予想した。大型補強による圧倒的な戦力に3年ぶりのV奪回を推す声は多い。張本勲(71)、牛島和彦(50)、槙原寛己(48)、吉村禎章(48)の4氏が展望を占った。

 槙原寛己 巨人の戦力は圧倒的。144試合の長丁場を考えても、投手、野手も含めて選手層が他球団とは桁が違う。中盤で首位を走る巨人と2位以下が離れれば、他のチームは2、3位争いを考える。そうなればさらに巨人が独走する可能性もある。

 張本勲 巨人は杉内、ホールトンを獲ったことが大きい。先発がそろい安定した戦い方ができる。打つほうでは新外国人のボウカーが使える。打つ時に上下、左右とも体のブレがない。だから、内角も苦手にしていないし、今まで見てきた巨人の外国人とは違うね。

 牛島和彦 巨人は補強もしたし、凄いメンバーになった。ただ昨年ボールが飛ばない統一球に替わって、ロースコアの試合が増えて中日が連覇した。やはり投手力を考えれば、中日が一番安定している。チェンは抜けたけど、先発はまだいるし、何よりもリリーフがしっかりしている。岩瀬と浅尾に加え、昨年左肩痛に苦しんだ高橋聡も戻ってくる。巨人は先発はそろえたけど、リリーフが不安。1年間戦うためにはリリーフがきっちりそろったチームが強い。

 吉村禎章 中日はチェンの抜けた穴が大きい。巨人から見れば、昨年はチェンと吉見が毎カードで来ていた。それにナゴヤドームでは試合が重く、なかなか動かない。巨人は投手の層が厚くなったし、ロースコアの試合でも我慢できるのではないか。

 牛島 中日は昨年、得点(419)打率(・228)ともリーグ最下位。あれだけ打てなかったのに優勝しているし、今年は昨年以下ということはないはず。中日に戻ってきた山崎は勝負強さもあるし、ブランコよりも穴は少ない。 

 張本 巨人は戦力で圧倒しているんだから、ベンチは動かなくていいんだよ。原監督が昨年みたいに打順や起用法とかでいじくり過ぎないかが心配だね。ああいうことをやっていると選手が不安になるんだよ。

 槙原 2位から4位はほとんど差がないとみる。どのチームが来てもおかしくない。一番面白いのは広島。投手が若くて勝ち星が計算できる。マエケンに福井、新人の野村、篠田、バリントン。頭数はそろっているし、打線が援護できるかがカギになると思う。

 吉村 広島は確かに若い投手が年々力を付けている。これはプラスアルファ。

 張本 野村は1年目から働くと思う。プレート度胸もある。

 槙原 ヤクルトは石川、村中、赤川と左3枚はいいが、館山と由規が故障明けで少し心配。昨季、終盤で失速したのも不安材料。今年もバテるのでは…と気になる。

 張本 阪神は守りが心配だ。捕手で使えない城島を一塁、ブラゼルを左翼で併用したら落ちるね。だから城島を三塁で使えばいい。一塁だけではなく、三塁もできる。膝は悪くても横の動きは問題ない。スローイングはいいんだから。それで新井を左翼、ブラゼルを一塁にすればいい。

 吉村 DeNAは確かに変わった。国吉もどんどん力を付けてきているし、若い選手が出てきて躍動感があるね。乗ったら面白いと思う。

 槙原 梶谷らを使った足を絡める攻撃で、中畑さんのやりたい野球も見えてきた。ただ足が生きるのは接戦でこそ。点差があったら足攻めは生きない。筒香がいなくてラミレスも出遅れ気味。得点力の低さは否めない。頑張ってロースコアに持ち込んでこそ、足を絡めた攻撃が生きる。 

 牛島 先発は足りないが、若い力が出てきたら変わってくる。

 張本 中畑監督には新風を吹かせることを期待しているけど、人気だけでは勝てない。

 吉村 今季のセ・リーグは交流戦が終わって夏くらいまでは混戦のような気もする。そこから最後に巨人が地力を発揮して抜け出すのではないかな。

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