西武 開幕戦勝利のカギは「序盤で斎藤攻略」

[ 2012年3月28日 06:00 ]

埼玉・所沢の西武ドームでの練習を終えた西武・渡辺監督

 序盤に畳み掛けろ!西武は埼玉・所沢の西武ドームで練習。渡辺監督は30日のシーズン開幕で敵地・札幌ドームで対戦する日本ハムの斎藤について「去年は打てそうで打てなかった。序盤のチャンスで打てるかがカギ」と言葉に力を込めた。

 昨季の斎藤との対戦成績は3試合で2敗。序盤の3回までは計9イニングで1点しか奪えず、スタートに不安を抱える右腕を立ち直らせた。開幕を見据えて臨んだ24日のヤクルト戦(神宮)では村中を相手に初回1死満塁で無得点だっただけに、渡辺監督は「この前の神宮みたいなことは、絶対にしてはいけない」と序盤の好機での集中力を求めた。

 不動の4番・中村も指揮官の言葉を受け「うちは表の攻撃だし、初回に点を取ればリズムに乗れる」と呼応。自身の昨季の斎藤との対戦成績は8打数2安打も、前を打つ3番の中島が9打数6安打と「カモ」にしており、初回に好機で打席が巡ってくる可能性は高い。

 シーズン開幕戦は独特な雰囲気となるだけに2年目の斎藤にとっては不慣れなマウンド。4年ぶりの優勝を狙うチームのファーストミッションは「序盤で斎藤攻略」だ。

続きを表示

2012年3月28日のニュース