DeNA 杉内獲り参戦!春田会長「誰もが認める投手」

[ 2011年12月1日 06:00 ]

横浜が獲得へ動くことになったソフトバンク・杉内

 横浜DeNAが参入決定を受けて、フリーエージェント(FA)宣言したソフトバンク・杉内俊哉投手(31)の獲得に乗り出すことになった。

 1日のオーナー会議を前に、同社の春田真会長(42)が30日、杉内獲り参戦を表明。同投手の移籍先としては現時点で巨人が最有力となっているが、新球団として承認されれば、球界を代表する左腕獲得へ全力を注ぐ。

 待ち切れなかった。参入承認の可否が決まる運命の日を前に、春田会長は前日にFA宣言したソフトバンク・杉内について切り出した。「来ていただけるのであれば。誰もが認める投手でもあるので。最下位が続いている事実の中でどうするか。外部の方が力になってくれる可能性もあります」

 杉内獲得への参戦表明だった。ソフトバンクを日本一に導いた左腕こそ、新球団誕生の目玉の一人としてふさわしい。同会長の言葉は熱かった。

 選手補強は着々と進めてきた。巨人を退団したラミレスとの入団合意は秒読み段階となっており、ほかにもFA宣言した巨人・鶴岡、中日・小池の獲得の準備も進めている。トレードで西武・後藤も獲得した。

 ただ、最大の問題は投手陣の再建だ。今季の横浜のチーム防御率は12球団ワーストの3・87。先発投手に限っても、4・34だ。先発陣の勝ち頭は高崎と三浦の5勝。左腕に至っては、山本の2勝という惨状だった。それが4年連続最下位に沈んだ最大要因とも言えるだけに、先発左腕は喉から手が出るほど欲しい。

 現時点で杉内は巨人入りが濃厚。それでも、05年に18勝で沢村賞を獲得した左腕を、あっさりと巨人に譲るわけにはいかない。まして新監督に就任する工藤公康氏と杉内には浅からぬ縁もある。工藤氏がダイエーを退団後、02年から背番号「47」を引き継いだのが杉内だった。杉内サイドも複数の球団と交渉することを望んでいるといわれ、横浜とのFA交渉の席につく可能性は十分だ。

 春田会長は「チームづくりは(球界参入が正式決定したら)早々に行いたい」としており、2日の交渉解禁日を待って、杉内を口説き落とす。

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