沢村 新人王は通過点「満足することなく」

[ 2011年12月1日 06:00 ]

セ・リーグ新人王に選ばれた巨人・沢村は花束を手に笑顔

 セ、パ両リーグは30日、今季の最優秀新人(新人王)を発表し、セは巨人の沢村拓一投手(23)、パは西武の牧田和久投手(27)が選ばれた。巨人からはプロ野球史上初となる4年連続での受賞となった。沢村はセの有効投票総数250票のうち235票を獲得。牧田はパの有効投票総数214票中、150票を得た。日本ハムの斎藤佑樹投手(23)は3票だった。両リーグの最優秀選手(MVP)は1日に発表される。

  らしいといえば、らしかった。既に来季を見据える沢村は、新人王獲得にも笑顔はなかった。「一生に一度の賞なので光栄に思います」と感謝しながらも、「たかが11勝したくらいで満足することなく、またあすから頑張っていきたい」と語った。日本ハム・斎藤、西武・大石ら黄金世代の巨人ドラフト1位。常にプレッシャーとの闘いでもあったが、チームで唯一、先発ローテーションを守り抜き、11勝11敗、防御率2・03。セ・リーグの新人では江夏豊(阪神)以来、44年ぶりとなる200投球回も達成した。「巨人のスカウトの方が正しかったことを証明するためにも、頭一つ二つ、抜けなきゃいけないと思っていた。求められているものが違うんだと自分に言い聞かせてきた」と振り返った。

 「まだ貯金をつくってないので、来年は一つでも多く貯金がつくれる投手になりたい」。昨年の新人王、長野は今季に首位打者を獲得した。沢村にとっても、新人王は通過点にすぎない。

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