新井がFA残留明言「和田監督の気持ちが伝わった」

[ 2011年11月22日 14:21 ]

FA残留を明言した阪神・新井貴浩

 今季に2度目のフリーエージェント(FA)権を取得した阪神の新井貴浩内野手(34)が22日、権利を行使した上で、残留することを明らかにした。兵庫県西宮市の球団事務所で「(和田)監督の気持ち、球団の方の気持ちが伝わった。考えた結果、宣言して残留というのを決めました」と話した。球団も本人から残留の意思を伝えられたことを発表した。複数年契約を結ぶとみられる。

 この日、和田監督に残留を報告した新井貴は「気持ちが固まってすっきりしている。あとは自分が期待に応えるだけ」と来季への意気込みを口にした。

 新井貴は2008年に広島からFA権を行使して阪神に移籍。今季は主に4番を務め、93打点で打点王を獲得した。球団はFA宣言しての残留を要望していた。

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2011年11月22日のニュース