シリーズ出たい…村田　内川ら元同僚から刺激「うらやましかった」

横須賀での秋季キャンプを打ち上げた横浜・村田はＦＡ宣言する意思を示した

　横浜・村田修一内野手（３０）が２１日、移籍を前提にフリーエージェント（ＦＡ）の権利を行使する意思をあらためて示した。球団行事が一段落した後の２５日に申請手続きを行う予定で、正式にＦＡ宣言すれば巨人が獲得に名乗りを上げるとみられる。

　この日、横須賀ベイスターズ球場で荷物整理を終えた村田は、日本シリーズに触れ「（ソフトバンクの）内川、多村さん、（中日では）小池、佐伯さん、谷繁さん。うちにいた選手が日本シリーズで活躍しているのを見て、正直うらやましかった」と語った。

　元同僚が大舞台で躍動する姿を見て、移籍を前提にＦＡ宣言する気持ちがさらに強まったようだ。「いつか僕も、ああいう舞台に立って野球がしたい。野球人として、そういう気持ちは捨てられない。ＦＡ宣言しようと思う」。村田は横浜に入団して９年間、Ａクラスは０５年３位の１度だけで、今季も４年連続最下位。０７年から２年連続本塁打王を獲得するなど中軸を担ってきた分、優勝できるチームでプレーしたい思いが募っていた。