ドラ1右腕・十亀“かめはめ波投法”で10勝目指す

[ 2011年11月22日 06:00 ]

東京タワーを背に、かめはめ波の構えを決める十亀

 西武は21日、都内のホテルでドラフト1位の十亀剣投手(24=JR東日本)と入団交渉を行い、契約金1億円(出来高プラス5000万円)、年俸1500万円の新人最高条件で合意した。即戦力右腕は同じ愛知県出身の漫画家・鳥山明氏(56)に熱烈ラブコールを送った。

 幼少時代に熟読した漫画は鳥山氏の代表作で世界的にもヒットした「ドラゴンボール」。「亀」の文字が入った胴着姿で強敵を倒す主人公の孫悟空に憧れた。十亀の大学、社会人時代のあだ名は「亀」で、愛用グラブに入れている文字も「亀」。現時点で鳥山氏との接点はないが「いつか自分の似顔絵を描いてもらいたい」と熱望した。

 夢を実現するためには、1軍での活躍が最低条件。そのための課題を「直球の制球力」とした。横手から多彩な変化球を操るが、軸はMAX150キロの直球。孫悟空の必殺技でもある「かめはめ波」のように、打者を圧倒する球威と制球力を身につける必要がある。「走ることは人並みだけど、直球の制球力をつけるために下半身を鍛えたい。くたばるまで走るつもりです」と来年2月のキャンプインまで下半身をいじめ抜くつもりだ。

 今季、チームでは同じ社会人出身の牧田が先発だけでなく守護神としてもフル回転し、新人王の最有力候補。先輩の背中を追う十亀も「牧田さんの活躍は自信になる。1年間1軍にいて、優勝に貢献できるよう頑張りたい」と目を輝かせた。

 「目標は10勝と言いたいけど、1つずつ積み重ねたい」と十亀。ドラゴンボールは7個集めると願いがかなう。10個の白星を集めれば「似顔絵」という夢も実現するかもしれない。

 ▽ドラゴンボール 「Dr・スランプ」と並ぶ鳥山明氏の代表作で84年から95年まで10年以上「週刊少年ジャンプ」で連載された。ストーリーは主人公の孫悟空が7つ集めるとどんな夢もかなえられるドラゴンボールを探し求めて世界を旅する物語。得意技は師匠の亀仙人が編み出した「かめはめ波」で、全身の気を両手に集中し、標的に向かって一気に放出する大技だ。世界的にも大ヒットし、アニメは40カ国以上で放映され、単行本は24カ国以上で発売された。劇場版映画だけでなく、ハリウッドでも実写映画化された。

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