入団拒否もあきらめない!山田GM「粘り強く交渉」

[ 2011年11月22日 06:00 ]

 日本ハムは東海大・菅野の入団拒否表明にも、進路が正式決定しない限りは交渉を継続していく方針だ。

 強行指名を決断した山田正雄GM(67)は「けさ(21日)東海大の横井監督から会見を行うとの連絡はありましたが、菅野選手本人とは直接何も話しておりません。前回の交渉(7日)では“11月いっぱいは考えたい”ということもあり、まだ球団に対する正式の回答ではないと受け止めてます」と広報を通じてコメントした。

 交渉期限は来年3月31日。「交渉が簡単に進むとは考えてませんが、球団としては重大な決意で指名しています。菅野選手の進路がはっきり定まっていない限りは粘り強く交渉の努力を続けていきたいと思います」と話した。

 菅野説得の切り札として入団交渉へ出馬も期待されていた栗山新監督は、事態を把握していないとして多くを語らず。専任教授を務める栃木・白鴎大での授業を終えると「詳細が分からないので、あす(22日)話します」と沈黙を守った。

 ▼東海大・横井人輝監督 きのう本人から決断したという話をもらいましたので、きょうの午前中に私が担当の岩井スカウトに連絡しました。お断りのご連絡をしたので、今後こちらから何かをするということはないです。

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2011年11月22日のニュース