笑顔で退任会見 落合前監督「普通の初老の男性に戻った」

[ 2011年11月22日 16:36 ]

記者会見する中日の落合博満前監督

 中日を率いて球団史上初のセ・リーグ2連覇を果たし、日本シリーズ終了後に退任した落合博満前監督(57)が22日、名古屋市内のホテルで記者会見し、2004年からの監督生活を振り返って「長かった。非常に楽になりました。監督の肩書はけっこう重いですから。普通の初老の男性に戻った」と温和な笑顔で話した。

 リーグ優勝争いを続けていた9月22日に今季限りでの退任が発表となった後、去就について初めての公式会見。将来、再びユニホームを着る可能性について聞かれると「縁があればやります。やらせたいという人が出てくれば、話は聞く」と答えた。

 落合前監督は就任1年目のリーグ優勝をはじめ、在任8年間で4度リーグ制覇を果たし、07年にはリーグ2位からクライマックスシリーズを勝ち抜いて、チームを53年ぶりの日本一に導いた。今季の日本シリーズでは、惜しくもソフトバンクに敗れた。

 中日は来季、高木守道新監督(70)の下でリーグ3連覇を目指す。

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