修正した内海 KO翌日の階段ダッシュ

[ 2011年9月26日 07:39 ]

<神・巨>原監督は15勝目をあげた内海(左)と握手を交わす
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セ・リーグ 巨人4-2阪神

(9月25日 甲子園)
 巨人・内海が1失点で15勝目を挙げた。19日の中日戦(東京ドーム)は今季最短の4回1/3を6失点。蓄積疲労は隠せず「調整を休む方にもっていって…。それで下半身の粘りがなくなっていた」。

 KO翌日の正午すぎ、まだ照明もつかない暗闇の東京ドームに左腕の荒い息づかいだけが響いた。客席コンコースを駆け、スタンドで階段ダッシュ。「今週は逆に追い込んだ。体が突っ込み上体だけで投げていたのが、下半身を意識するよう修正できた」。疲労の中であえて体をいじめ抜き、生命線である直球の切れが復活した。

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