上原 合流即登板!速球3連投で空振りK締め

[ 2011年8月2日 06:00 ]

レンジャーズに合流し、練習前にリラックスした表情を見せる上原(左)。右は建山

ア・リーグ レンジャーズ3―7ブルージェイズ

(7月31日 トロント)
 オリオールズから移籍したレンジャーズ・上原が、合流即登板を果たした。7回に巨人、オ軍から着けている背番号19の真新しいユニホームでマウンドへ。わずか5球で2死を奪うと、迎えた30球団トップの31本塁打を誇るバティスタは、速球3連投で空振り三振。90マイル(約145キロ)の計時ながら、抜群の切れ味で手玉に取った。

 30日夜にトレードを告げられ、十分に眠れないまま早朝に空路トロント入り。さらにデーゲームという過酷な状況ながら、連続無失点試合を14に伸ばし「きのうは何かつっかえるものがあってほとんど寝てない。ベンチでみんなとハイタッチしたときに、オリオールズではないなと思った」とトレードを実感した。

 チームはパドレスから中継ぎ右腕のアダムスも獲得。地区2連覇へ向けてロン・ワシントン監督は、抑えのフェリスを含めた3人を7~9回で柔軟に起用する方針だ。

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2011年8月2日のニュース