ヤクルトが1点守る!小川監督、通算100勝目

[ 2011年8月2日 21:18 ]

中日を破り監督通算100勝目を達成し、石川(右)を祝福するヤクルト・小川監督

セ・リーグ ヤクルト1-0中日

(8月2日 ナゴヤD)
 ヤクルトが1点を守って逃げ切った。3回1死満塁から畠山の犠飛で得点、先発の石川は走者を出しながらも粘り、8回無失点で6勝目。9回は林昌勇が抑えた。

 石川は6月25日を最後に勝ちがなく、林昌勇は夏場を迎えて調子を崩していた。だが、小川監督はその2人に、1―0の試合を託した。代行時代の昨季途中から積み上げた勝利が通算176試合目で100に到達したが、指揮官は「おれは全然関係ないですよ」と試合後は笑ってかわした。

 石川は「選手のことを考えてくれている。小川監督を胴上げしたい、という気持ちはみんなが持っていると思う」と言った。優勝へ向かうチームを率いる小川監督らしさが凝縮された、通算100勝目だった。

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