阪神 来季も真弓監督 一時は借金11、株主総会で批判続出も…

[ 2011年8月2日 08:20 ]

 阪神の南信男球団社長(56)が2日、真弓明信監督(58)と続投を前提とした上で来季へ向けた話し合いを行うことが1日、分かった。

 今季、阪神は開幕から低迷。一時は最大で借金11となり、6月16日に行われた親会社の阪急阪神ホールディングスの株主総会では、「選手ではなく監督やコーチを補強するべき」などと、株主から真弓監督の選手起用や采配について不満の声が噴出した。しかし7月は13勝8敗1分けと盛り返し、現在は借金1の2位。首位ヤクルトを7・5ゲーム差で追走中だ。

 クライマックスシリーズ(CS)進出は言うまでもなく、ヤクルトとの直接対決が19試合もあることから逆転優勝も不可能ではない。来季続投を前提としたこの時期の会談は、真弓監督に後半戦の采配に集中してもらいたい狙いがある。より強固なチームづくりの準備を進めながら、逆転優勝に向けて動きだす。

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2011年8月2日のニュース