韓国3冠王・李大浩 国内5球団による争奪戦へ

[ 2011年8月2日 07:00 ]

<KIA・韓国ロッテ>2010年8月、世界記録の9試合連続本塁打を達成した李大浩

 韓国ロッテの大砲・李大浩内野手(29)の今オフ獲得に向けて、最大で国内5球団による争奪戦となることが1日、分かった。すでに獲得を目指している楽天、阪神に加え、ロッテも調査を開始。セ・リーグの在京球団なども興味を示しており、韓国の大砲をめぐる争いは大きく発展する様相だ。

 李大浩は昨季、世界記録の9試合連続本塁打を放つなどの活躍を見せ、自身2度目の3冠王を獲得。今季もここまで打率・349、22本塁打、74打点の好成績を収めている。08年北京五輪、09年WBCにも出場し、国際経験も豊富だ。李大浩自身も日本でのプレーに強い関心を示しており、順調にいけば今季中にFA権を取得。日本球界関係者は「あれだけの長打力を持っているのは魅力だし、(飛ばない)統一球にも対応できる。獲得に名乗りを上げる日本の球団は多い」と語った。

 日本球界は7月末でトレード期限が終了。各球団はシーズンと並行して、早くも来季に向けた戦力補強へとシフトしている。李大浩をめぐる今後の動向に注目が集まる。

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2011年8月2日のニュース