「去年の交渉終えて考えた」岩隈が代理人変更…野村氏から米国人に

[ 2011年8月2日 08:49 ]

楽天・岩隈久志投手

 昨オフのポスティングシステム(入札制度)による米大リーグ移籍が不調に終わったプロ野球楽天の岩隈久志投手は2日、代理人を団野村氏からポール・コブ氏に変更したことを明らかにした。同投手は球団を通じて「去年、アスレチックスとの交渉が終わってから代理人について考えた。今季に集中するため、こういう交渉ごとは任せられる人に任せてしまおうと思った」とコメントを発表した。

 岩隈は昨年、入札制度で大リーグ入りを目指したが、交渉権を得たアスレチックスと年俸額などをめぐって決裂した。順調ならば、今季中に海外移籍も可能なフリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たす。

 コブ氏は阪神のメッセンジャー、楽天のラズナー両投手らの代理人を務めており、日本選手は初めて。

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2011年8月2日のニュース