福留 長時間試合にため息も「1本出たのは良かった」

[ 2011年7月1日 08:59 ]

 カブスの福留孝介外野手は6月30日、シカゴでのジャイアンツ戦に「1番・右翼」で出場し、3打数1安打。内容は二ゴロ、四球、右前打、空振り三振で打率は2割7分5厘。延長10回に代打を送られて退いた。チームは延長13回、5―2でサヨナラ勝ちした。

 カブスは延長13回、代打のソトが3ランを放ち試合を決めた。福留はサヨナラ勝ちにも、3時間46分の長時間試合に「とにかく疲れる試合だったね」と深いため息をついた。
 自身は延長10回1死一、二塁の好機で代打を送られた。相手投手が左腕に代わったための交代だったが「全然、知らなかった」と不満そうだった。それでも、この日は三回に四球を選び、5回にはライナー性の打球で右前打を放った。「四球を拾って、1本出たのは良かった」と前向きに話した。

 ▼福留の話 (サヨナラ勝ちは)チョロチョロとミスした中で、よく勝ったなというところ。まあとにかく、疲れる試合だった。(今季2個目の盗塁は)久しぶりに走った感じ。(右前打は)いいピッチングをされたらそうは打てないけど、その中で四球を拾って、1本出たのは良かった。(共同)

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2011年7月1日のニュース