徐々に本物に…岩崎プロ2勝目「次は完封したい」

[ 2011年7月1日 06:00 ]

<楽・ソ>2勝目を挙げた岩崎はスタンドに手を振る

パ・リーグ ソフトバンク3―1楽天

(6月30日 Kスタ宮城)
 4年目のソフトバンク・岩崎が7回2/3を1失点で、5月13日の西武戦(ヤフードーム)以来となるプロ2勝目を挙げた。

 交流戦期間中にセ・リーグ右腕のスライダーの使い方を学んだ。この日も初回2死二塁、ルイーズの2球目に内角高めへのスライダーでカウントを稼ぎ、勝負球は外角低めのスライダーで空振り三振。球速は同じ120キロ台前半でも、左右高低が違えば打者にとってはまるで別物の球種に見える。「とにかく腕を振ろうと思ってました。次は完封したい」と手応えを見せた。

 チームは貯金21、2位日本ハムと3ゲーム差の首位で6月を終えた。斉藤投手コーチが「徐々に本物になってきている」と称えた右腕が、投手陣に厚みを加える。

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2011年7月1日のニュース