ベテラン稲葉が意地の適時打!反撃の口火に

[ 2011年7月1日 20:17 ]

パ・リーグ 日本ハム6-2西武

(7月1日 西武D)
 日本ハムのベテラン稲葉が意地の適時打を放った。0―2の4回2死二塁から、外角直球をしぶとく中前に運んだ。反撃の口火となる一打に「簡単な球じゃなかったけれど、何とか食らい付いた」と自賛した。

 1回1死満塁の一塁の守備では、栗山のほぼ正面への打球にうまく反応できず(記録は安打)、2者の生還を許していた。自らのバットで追い上げムードを高め、稲葉は「嫌な流れになっていたからね」と胸をなで下ろした。

 試合後、日本ハムの梨田監督は勝利の立役者の名前を口にし「やっぱり稲葉だね。執念というか、感じよく振れている」とたたえた。本塁打こそなかったが、切れ目のない打線で6得点。梨田監督は「もうちょっと点がほしかったね」と注文をつけることも忘れなかったが、稲葉は「しっかり打線がつながって、これがファイターズの野球」と胸を張った。

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2011年7月1日のニュース