おかわり2発!雄星プロ初勝利をアシスト

[ 2011年7月1日 06:00 ]

<オ・西>3回1死、中村は左越えソロを放ち菊池(右)とハイタッチ

パ・リーグ 西武6―2オリックス

(6月30日 京セラD)
 西武の中村が今季4度目の「おかわり弾」だ。3回に左中間席へ運ぶと、7回には京セラドーム大阪の左翼5階席まで飛ばす、統一球など問答無用の推定140メートル弾。「最近はギリギリなホームランが多かったので、やっとゆっくり走れました。たまには一番上まで飛びますよ」と満足そうに振り返った。

 ここ3試合で5本塁打。好調の要因について「だいぶ状態が上がってきた。打球に角度がついてきたし、甘い球を一発で仕留められている」と分析したが、両リーグ一番乗りとなった4年連続の20号については「特に興味ないですね」と素っ気なかった。

 菊池のプロ初勝利をアシストし、チームを連勝に導く2発。「雄星に1勝させてあげたかったし、そういう意味では効果的だったかな」。渡辺監督も「量産態勢に入ってきた。地元(大阪)なので空気が合うのかな」と頼もしそうだった。

 ≪20号1番乗り≫中村(西)が09年以来自身2度目の両リーグ20号一番乗り。西武で両リーグ20号一番乗りは自身も含め6人(9度)いるが、2度以上は西鉄時代の53~55年中西太に次ぎ2人目。なお、09年は61試合での20号到達だったが、今季は自己最速の55試合と統一球の影響を受けずに一発を量産。特に、オリックス戦では7本塁打を放ち2回戦からは1→1→2→1→2と5戦連発中だ。

続きを表示

2011年7月1日のニュース