新井貴が久々の一発!「今、底やな」から脱出!?

[ 2011年7月1日 19:54 ]

3回、ソロを放った新井貴(25)を迎える先発の岩田(左から2人目)ら阪神ナイン

セ・リーグ 阪神-横浜

(7月1日 倉敷)
 まるで打ち出の小づちだ。阪神が今季最多の17安打で大量10得点。今季苦手にしていた山本を四回までで引きずり降ろし、和田打撃コーチは「2回やられているからね」と満足げに振り返った。

 火付け役は新井貴だ。1―0の三回。無死満塁のピンチをしのいだ裏の攻撃で左中間席に6号ソロ。「しっかり振り切れた」と言う5月24日以来の一発でチームを勢いづけると、4回にマートン、平野、鳥谷の3連続長短打で2点を奪った。その後も8回、途中出場の上本がプロ初本塁打となる2ランを放つなど、攻め手を緩めなかった。

 新井貴はリーグ戦再開後、5試合でわずか1安打と不振で「今、底やな」とこぼしていた。しかし、この日は犠飛もあり、復調の兆しを見せ「きっかけにしていきたい」と話した。

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2011年7月1日のニュース