代打・堂上剛 走者一掃の逆転打!中日が逆転勝ち

[ 2011年7月1日 17:58 ]

9回中日2死満塁、代打堂上剛が右中間に走者一掃の逆転三塁打を放つ

セ・リーグ 中日5-3巨人

(7月1日 東京D)
 中日は1―2の9回2死満塁、代打堂上剛の右中間三塁打で3点を挙げ逆転。さらに暴投で1点を加えた。吉見は8回2失点で7勝目。巨人は先発の内海が8回1失点と好投したが、9回にロメロが満塁とされ降板。久保もつかまった。
【試合速報】

 巨人は1日、本拠地で中日と対戦。2試合連続して延長戦引き分けの巨人の先発は内海、中日は吉見。ともに防御率1点台の投手の対決だ。

 2回裏、巨人は高橋由が3号ソロ本塁打を放ち先制した。4月17日以来となる久々の一発だった。吉見の初球のフォークボールが高めに抜けたところを振り抜いた。「少し(タイミングを)抜かれたけど、我慢して芯で捉えることができた」と振り返る完璧な当たりだった。

 ともに得点なく試合は進み、中日は7回表、和田の中前打を足場に築いた2死2塁のチャンスで、小池が左安打を放ち1-1の同点とした。

 8回裏、巨人の内海に代わって打席に立ったのはロッテから移籍してきた大村。ここまで巨人打線をわずか2安打に抑えていた吉見から、まさかまさかの1号本塁打をレフトスタンドに放ち、巨人が1点を勝ち越した。

 9回表、巨人のマウンドに上がったのはロメロ。先頭の森野をニゴロ打ち取ったものの、続く和田を四球で歩かせ、グスマンには右安打、平田に左安打を打たれ満塁とされたところで降板。中日は1死満塁のピンチでの登場となった久保に対し、代打野本が空三振で2死となったが、代打・堂上剛が右中間を破る走者一掃の三塁打を放ち逆転に成功した。

 その裏、巨人も阿部の二塁打、大村の四球などで一、二塁とし、岩瀬を引きずり下ろし、代わった浅尾から坂本の内野安打が荒木の失策を誘い1点を返すがそこまでだった。

 堂上剛はヒーローインタビューで「取られるか微妙だったけど、お願いしますという気持ちで走りました。これからも貢献できるように頑張りたい」と語った。

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