阪神加入なら松井の定位置は外野すべて 長打力も魅力 

[ 2011年6月22日 06:00 ]

今季で契約が切れるマートンは短いバットでティー打撃

 今季の阪神は外野手を固定できていないのが実情だ。

 右翼こそマートンが全50試合に出場。しかし中堅は俊介、柴田らに加え、二塁との併用で平野が入るケースもある。左翼は今季43歳の金本だが打撃不振が目立ち、交流戦のラスト4試合は欠場した。ここまでの50試合で、3ポジションで計8選手がスタメン出場。松井の膝の状態が良好なら、天然芝の甲子園で存分に守ることができる。

 打線も松井の力、特に長打力を必要としている。チーム27本塁打はリーグ5位で、142得点は同最下位。昨季、日本新記録の214安打を放ったマートンは今季で契約が切れ、本人は来季のメジャー復帰も視野に入れているとされる。日米通算499本塁打を誇る松井が加入すれば、得点力不足解消は間違いない。

続きを表示

2011年6月22日のニュース