松井 今季初「4番・左翼」で日米通算500号だ!

[ 2011年6月22日 06:00 ]

 アスレチックスの松井は慣れ親しんだ思い出の地で、あと1本に迫った日米通算500本塁打を狙う。21日(日本時間22日)からの敵地でのメッツ3連戦に備えて20日(同21日)、ニューヨークに移動。初戦は今季初めて外野守備に就き、「4番・左翼」としての出場が濃厚だ。

 ヤンキースの一員として7年間を過ごし、現在も自宅がある大好きな街。加えてメ軍戦は当時から相性が良く、通算打率・310、9本塁打、31打点を誇る。「早く打てればいいですね」というメモリアル弾。達成の舞台としては最高だろう。

 メ軍も準備万端だ。現地メディアのために21日の試合前、大記録を前にした松井の記者会見を設定。これは極めて異例のことだ。また、同日は日本の伝統文化を称える「ジャパン・ヘリテージ・ナイト」として開催。和太鼓などのパフォーマンスが行われ、収益の一部が東日本大震災の義援金として寄付される。日本人ファンも多数来場するが、松井は「ニューヨークに(一般の人の)知り合いは、ほとんどいないからなあ」と笑った。あくまで自然体で、節目の一発を狙う。

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2011年6月22日のニュース