完全男からマルチ安打 福留「らしくない感じあった」

[ 2011年6月11日 11:28 ]

カブス5―7フィリーズ

 カブスの福留孝介外野手は10日、フィラデルフィアで行われたフィリーズ戦に「1番・右翼」で出場し、4打数2安打だった。内容は左前打、遊撃内野安打、空振り三振、四球、左飛で打率は3割4厘。チームは5―7で敗れた。

 福留は8回、5―7と追い上げてなお2死一、二塁の好機で左飛に倒れ「ほんの少しこすった分、高く上がってしまった」と悔しそうだった。

 それまでの打席は上出来だった。相手の先発ハラデーは昨季、完全試合を達成したメジャー屈指の右腕。2008年6月以来の対戦で「らしくない感じもあった」と打席でじっくり待った。1回はフルカウントまで粘ってから内角球を左前へ。三回の好機では6球目を捉えて内野安打とし、打率を3割台に戻した。

 チームは追い上げ及ばず敗れたが「何とか2本打てたのは良かった」と前を向いた。(共同)

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2011年6月11日のニュース