岡田監督 電撃視察でマクレーンの昇格決断

[ 2011年6月11日 06:00 ]

 オリックスの新外国人エバン・マクレーン投手(28)が、11日に来日初昇格する。10日は、ほっともっとフィールド神戸で1軍が全体練習。その前に指揮官が2軍が練習する神戸サブグラウンドを電撃視察した。

 「たまたま(神戸での練習が2軍と)一緒やったからな。こういう機会もあまりないからな。(2軍視察は)入れ替えのこともあるしな」

 新井2軍監督らと会談し1軍合流を即座に決定した。

 助っ人左腕は開幕2軍スタートも、先発ローテーションの一角としてウエスタン・リーグで猛アピールを続けてきた。7日のウエスタン・広島戦(由宇)でも7回2安打無失点と結果を残した。目下9試合(先発8試合)で2勝3敗ながら49回2/3を投げて防御率は1・99。低めを丁寧に攻め、打たせて取る投球で安定感を維持している。

 怒濤(どとう)の追い上げをみせるチームは投打ともに絶好調。1引き分けを挟んで7連勝中と勢いを見せる流れの中にマクレーンを投入する。先発デビュー戦は18日の中日戦(ナゴヤ)が有力。借金を2まで減らした岡田オリックスが、次への戦闘態勢を整えた。

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2011年6月11日のニュース