中日 6-0快勝も落合監督「サーカスの綱渡り見ているような」

[ 2011年5月8日 20:20 ]

セ・リーグ 中日6-0巨人

(5月8日 ナゴヤドーム)
 中日は打線がつながり巨人戦3連敗を阻止した。先発川井が6回2/3を6安打無失点に抑え、約1年ぶりの今季初勝利を上げた。

 中日は3回に荒木の左犠打で先制。5回には先頭の6番野本が左前打、打順を下げた7番グスマンが死球で出塁。2死ニ、三塁から荒木が2点適時打、井端も適時二塁打で続き、とどめは森野に右中間への2点本塁打が飛び出し、3連打でこの回5点を追加した。リードを6点に広げ巨人の先発トーレスをKOした。

 川井は「何としても勝ちたかった。1年ぶりの勝利はうれしいです」と笑顔。3打点の荒木も「川井が粘り強い投球を見せていたので、何としても打ちたかった。きょうは気分良く帰れます」と声を弾ませた。

 落合監督は、試合後は、ひと言だけ「サーカスの綱渡りを見ているような試合だな」と語った。

 巨人は3回2死満塁で亀井が投ゴロに倒れるなど3回まで毎回の6残塁と中日先発の川井を捕まえきれず結局、無得点。先発トーレスは4回2/3を7安打6失点でマウンドを下りた。昨季9連敗した鬼門ナゴヤドームで3連勝ならず再び借金生活に逆戻りした。

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2011年5月8日のニュース