小久保が勝ち越し打!ソフトバンク再度首位に並ぶ

[ 2011年5月8日 16:59 ]

日本ハムに勝利し、ファンの声援に手を振って応えるソフトバンク・小久保

パ・リーグ ソフトバンク4―2日本ハム

(5月8日 札幌ドーム)
 ソフトバンクが再び首位に並んだ。2点を先行されたが、5、6回に1点ずつ返して追い付き、9回2死一、三塁から小久保の右中間二塁打で勝ち越し、チームを再び首位タイに浮上。

 2死三塁から前打者のカブレラが勝負を避けられ、敬遠四球だった7回に続いて歩かされた。2打席連続で打率1割台の4番打者よりも、小久保の方が打ち取れる確立が高いと判断された。「たぶん(カブレラは)敬遠だと思っていた。ここで決めてやろう」。カウント2ボールから増井が投じた150キロをたたくと、打球は右中間で弾んだ。

 今季、小久保の先制打や勝ち越し打などの“殊勲安打”は全13安打中の6本。藤井打撃コーチも「本当に頼りになる」と賛辞を惜しまない。

 試合前練習でピンク色のバットを使用。この日は母の日だった。10月に40歳を迎える背番号9は「いい母の日のプレゼントになった」と語った。

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2011年5月8日のニュース