退場処分の“赤鬼”「素晴らしいメッセージだ」

[ 2011年5月3日 09:36 ]

 米スポーツ専門局ESPNは2日、ビンラディン容疑者殺害に対する米大リーグ関係者の反応を伝え、2001年にニューヨークが本拠のメッツで指揮を執ったボビー・バレンタイン前ロッテ監督は「(米中枢同時テロの)10日後にニューヨークで初めて試合をした時のことが思い出された。この10年間苦しみ続けてきた人々の救いになると思う」と語った。

 1日夜のフィラデルフィアでのフィリーズ―メッツでは、試合中に約4万5千人の観客から「USA、USA」の大合唱が起こった。メッツの九回の攻撃中に、携帯サイトなどで速報を知った観客が声を合わせたが、選手のほとんどはこの時点で何が起きたのか分かっていなかったという。

 日本のヤクルトなどで“赤鬼”のニックネームで活躍したフィリーズのチャーリー・マニエル監督は、七回に退場処分となっていたが、「ビデオ室でラジオのニュースを聞いた。素晴らしいメッセージだ」と話した。(共同)

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2011年5月3日のニュース