東京、西武ドームで“減灯試合”初戦

[ 2011年5月3日 19:59 ]

 電力事情を考慮して4月のプロ野球開催が見送られた東京ドームと西武ドームで3日、今季初の公式戦が行われた。両球場とも、照明の使用を抑制するなどの節電策を講じて開催した。

 巨人―阪神が行われた東京ドームでは、外野席の上部やコンコースの照明の一部をつけなかった。プレーに支障は見られなかったが、巨人の清武英利球団代表は「とりあえず(阪神3連戦の)3日間やってみて、みんなに意見を聞く」と話した。

 西武ドームでは西武―ロッテを開催。全点灯時の3分の1の照度で試合を始めたが、試合途中で3分の2まで点灯した。西武の飯田則昭専務は「球が見にくかったので、球審に判断してもらった」と説明した。

 大型連休中ということもあり、東京ドームは4万5049人、西武ドームは3万3907人の観衆を集めた。

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2011年5月3日のニュース