結果オーライ?唐川「首を振ったのにボールがいってしまって…」

[ 2011年4月20日 15:55 ]

完封で今季初勝利を挙げたロッテ・唐川

パ・リーグ ロッテ3―0西武

(4月20日 QVCマリン)
 ロッテのの唐川が前日19日の成瀬に続き、連続完封勝利でチームを勝率5割に導いた。

 最後の打者、西武・ブラウンを見逃し三振に仕留め、マウンド上で初めて笑顔をみせたが、うれしさからよりも恥ずかしさからだった。「(里崎の)内角の真っすぐに首を振ったのに、内角にボールがいってしまって…」と唐川。結果オーライの最後に「なんとも言えないです」と苦笑した。

 時折、逆球がありながらも球威が落ちず、6安打8奪三振。「5、6回はへばっていたので、7回くらいで降ろされるかなと思っていた」と話したが、昨年8月19日の日本ハム戦以来の完封に「ゲームの終わりに真ん中にいられるのは気持ちがいい」。

 毎年期待されながら、5勝、5勝、6勝と勝ち星が足踏み状態。4年目の右腕は「今年こそ結果を残す」と力強くファンの前で宣言した。

続きを表示

2011年4月20日のニュース