ドラ1候補に投げ勝った!小室3連投で立大勝ち点

[ 2011年4月20日 06:00 ]

<立大・明大>立大先発・小室は3連投ながら初完投勝利

東京六大学野球2週第4日 立大3―1明大

(4月19日 神宮)
 3回戦1試合が行われ、立大は3連投の小室正人投手(3年)が6安打1失点でリーグ戦初完投勝利を飾り、勝ち点1を挙げた。今秋ドラフト1位候補右腕、明大・野村祐輔投手(4年)は7回3失点で今季初黒星を喫した。

 立大・小室が3連投の疲れを感じさせない熱投を見せた。2点リードの9回2死一、三塁、竹内に投じた139球目がこの日最速タイの140キロをマーク。見逃し三振を奪うと、こん身のガッツポーズで「自分が投げ切って勝ったのでうれしい。最後まで投げるつもりでした」と笑顔を見せた。昨秋は左肩痛の影響で1勝止まり。1月23日の練習始めから1週間で1000球を投げ込んでスタミナ強化を図ってきた。都日野では春秋の都大会16強が最高の左腕は、ドラフト候補の野村に投げ勝ち「勝ち点が取れて優勝の望みも出てきた」と99年秋以来の優勝へ意欲。大塚監督は「小室に尽きる。疲れていたと思うけど、緩急をつけてうまく投げていた」と称えていた。

 ≪野村ガックリ、いきなり2失点≫明大・野村は初回、2四死球で1死一、二塁として先制二塁打を許すなどいきなり2失点。「バラつきがあった。ブルペンでは感じは悪くなかったんですけど」と肩を落とした。6回にも失点して7回6安打3失点で降板。先勝しながら連敗で勝ち点を落としたものの「まだ連勝すれば分からない。ここからです」と次週以降の巻き返しを誓った。

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2011年4月20日のニュース