「いつ落とされてもおかしくない」五十嵐 痛い失点 

[ 2011年4月20日 11:26 ]

 メッツの五十嵐は19日、ニューヨークでのアストロズ戦に1―3の8回に3番手で登板し、2/3回で2安打2失点、2三振だった。勝敗は付かず、チームは1―6で敗れた。

 アストロズの下位打線に連打を浴び、2死一、二塁とピンチを招いて降板した。後続が打たれて2失点。今季初登板からの連続試合無失点は4で止まった。

 速球で2三振を奪ったが、甘くなったボールを痛打された。メジャーに昇格した11日のロッキーズ戦で2点リードの六回のピンチに登板し、同点適時打を許した後は、4試合続けてリードされた場面での登板。厳しい立場に「いつマイナーに落とされてもおかしくない。僕には内容も結果も必要」と意気込んでいただけに、痛い失点となった。

 メッツは今週中に主砲のベイが戦列に復帰する予定で、五十嵐は降格する可能性もある。「毎試合が生き残りの関門」と気合を入れていた右腕は、好印象を残せずに肩を落とした。(共同)

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2011年4月20日のニュース