吉見、いよいよ20日初登板…先発陣崩壊止める!

[ 2011年4月19日 06:00 ]

 帰ってきた右のエースが“負の連鎖”を断ち切る。昨年末に右肘を手術し、出遅れていた中日・吉見一起投手(26)が20日のヤクルト戦(神宮)で今季初登板。ここまで6戦で1勝しかしていない先発投手陣の崩壊を、3年連続2ケタ勝利の背番号19が食い止める。

 「ワクワク感もありますけど、投げ初めなんでいい形でスタートを切りたいですね」

 19日はナゴヤドームでダッシュなどで入念に調整した。13日にはウエスタン・阪神戦(鳴尾浜)に先発し、8回2安打無失点の快投。5試合の2軍戦登板を経て、15日に満を持して1軍に初合流した。

 「結果も内容も、もちろん大事。勝ちにこだわって投げたい」

 チームは2勝3敗1分けと波に乗り切れていないが、その一因は先発投手陣。白星を挙げたのは13日の横浜戦の中田賢だけで、16日の阪神戦では小笠原が負傷交代するアクシデントもあった。昨季の開幕投手の早期復帰は、チームにとって何よりの朗報だ。

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2011年4月19日のニュース