西武クラシック、今季は初代西鉄ユニホーム

[ 2011年4月19日 06:00 ]

1951年当時の西鉄・三原脩監督

 西武が08年から開催しているイベント「ライオンズクラシック」で、今季はライオンズ元年の復刻ユニホームを着用する。1951年に誕生した西鉄ライオンズ初代ユニホームで、誕生60周年の節目の年に原点回帰で日本一を奪回する。

 当時の西鉄ライオンズは野武士軍団の異名を持った。08年の同イベントでは54~59年当時のユニホームだったが、今回はライオンズ誕生時のユニホームが復刻する。過去3年間の復刻ユニホームはファンの間でも好評で、選手からも「毎年やった方がいいと思う。昔のユニホームを着るのは楽しい」との声が多かっただけに、反響の大きいイベントとなりそうだ。

 復刻ユニホームは交流戦明けから登場予定で、基本的には主催試合でパ・リーグ相手の5カードで着用する見込みだ。イベントでは例年同様、当時の出来事を振り返るさまざまな試みも検討されている。西鉄ユニホームを着用した08年には日本一となった。原点回帰でその再現を狙う。

 ◆西鉄ライオンズ 1951年に西鉄クリッパーズが西日本パイレーツと合併。同年2月28日に西鉄ライオンズが誕生した。本拠地は福岡県の平和台球場。初代監督は三原脩。中西太、大下弘、稲尾和久、豊田泰光らが主力として活躍し「野武士軍団」の異名が付けられた。リーグ優勝は5度、1956年からは3年連続で日本一となった。

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2011年4月19日のニュース