駿太に朴賛浩アドバイス「イチローになれる!」

[ 2011年4月19日 06:00 ]

守備練習中、朴賛浩からアドバイスをうける駿太(左) 

 オリックスのドラフト1位ルーキー駿太外野手(18)が18日、朴賛浩(パクチャンホ)投手(37)から熱いメッセージを受けた。

 「ビックリしました。すごい選手ですし(アドバイスをいただいて)うれしかったです」

 ほっともっとフィールド神戸で守備練習を行っていた新人の元に歩み寄り約5分間の“青空会談”。その内容は厳しいプロの世界に不安を抱える背番号8への激励だった。「肩もいいし、足も速いんだから思い切ってやれよ!と言われました」。高卒外野手としては張本勲氏(本紙評論家)以来、52年ぶりの開幕スタメンを勝ち取ったが、5戦目にして先発を外れた。9打数無安打で待望のプロ初安打は出ていない。

 「結果は出てないですが、毎日が勉強。皆さんにも自分のスイングをすれば1本出ると言ってもらった」

 打撃ではプロの壁にぶち当たっている。元メジャー右腕が守備や走塁でチームに大きく貢献する18歳を勇気づけた。「僕も日本のプロ野球選手としては同じルーキー。足でも肩でもチームを助けている。イチローみたいな選手になれる」。先輩からのとびきりの言葉で自信を取り戻した駿太が待望の一打を目指して走り出す。

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2011年4月19日のニュース