マエケン「最悪の開幕戦」6回5失点で逆転許す

[ 2011年4月12日 22:47 ]

セ・リーグ 広島4―7阪神

(4月12日 甲子園)
 試合後、広島の前田健の顔は険しかった。6回5失点で痛恨の逆転負け。2年連続の開幕戦勝利を狙った沢村賞右腕は「最悪の開幕戦。自分の中で最悪の投球をしてしまった」と悔しさをあらわにした。

 シーズンは始まったばかりとはいえ、エースで開幕戦7年ぶりの黒星スタート。13年連続Bクラスからの脱出を目指す広島の「逆襲」への船出は厳しいものとなった。野村監督は「次に期待しますよ」と気持ちを切り替えた。

 ▼嶋(宮城・東北高出身。代打で適時二塁打)「積極的に球を見極めようと思った。(被災者に)勇気を与えられるようなプレーがしたい」

 ▼栗原(4打数無安打)「ボールを振ってしまった。シーズンは長いので明日からまた頑張りたい」

 ▼広島・大野投手チーフコーチ(前田健に)「本来の球を投げきれていない。勝負どころの六回の3点が大きかった」

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2011年4月12日のニュース