56年ぶり巨人主催試合 宇部は大盛り上がり

[ 2011年4月12日 06:00 ]

 東日本大震災による開幕延期で、52年のフランチャイズ制導入以来、巨人では初めてとなる地方球場での開幕戦。その舞台となった山口・宇部も盛り上がっている。

 主催試合自体が55年4月26日の広島戦以来56年ぶりということもあり、震災前の3月5日のチケット発売から3月中にはほぼ完売。練習が公開されなかった11日も球場前に約200人が集まった。球場関係者は「まさか開幕戦になるとは思っていなかった。あすは盛り上がると思う」と話した。

 一方で、同戦を中継するのが日本テレビ。地上波で唯一、開幕戦中継を行う。開幕延期前はもともと中継予定はなく、この日は急きょカメラの位置決めや電源確保など一からの準備に追われた。同局担当者は「視聴者とプロ野球の接点がなくなることは避けたい。開幕戦はナイターだが、(巨人主催の)デーゲームでも中継し続けることが大事。ここが踏ん張りどころ」と話した。

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2011年4月12日のニュース