延長上限3時間30分など…セパ今季変更点

[ 2011年4月12日 06:00 ]

 セ、パ両リーグは11日、今シーズンに限って公式戦で適用するイニング制限、時間制限に関する特例措置を次の通り発表した。これは3月26日の臨時オーナー会議で決めた節電対策の一環で、両リーグのアグリーメントと競合する場合は、この特例措置を優先する。現時点でクライマックス・シリーズ(CS)で適用するかは未定。

 ◆イニング制限と時間制限

 (1)延長戦は12回終了で同点の場合は引き分けとする。ただし、試合開始時から3時間30分を過ぎて新しい延長回に入らない。(3時間30分の起点は実際のプレーボールが宣告された時刻)

 (2)試合開始から3時間30分には雨、強風、濃霧、トラブルその他の理由で中断した時間も含む。

 (3)ダブルヘッダーの第1試合、第2試合とも3時間30分を過ぎて新しい延長回に入らない。

 (4)停電により試合が打ち切られた場合はコールドゲーム(試合成立前はノーゲーム)。

 ◆今季のその他の変更点は次の通り。

 ◆統一球 コルク芯を覆うゴム材の配合を変えたミズノ社製の低反発球を導入。縫い目部分は約0・2ミリ低くなり、ロジンバッグも粘り気が強い素材に変えられた。

 ◆審判統合 審判部の統合に伴ってセ、パの審判員56人がリーグの境なく試合に出場する。審判員の動き方などフォーメーションも統一した。

 ◆私語禁止 選手が相手チームの選手らと試合前、試合中に親睦的態度や私語談笑することを禁止。開門後に徹底するよう通達されている。

 

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2011年4月12日のニュース