散々だったメジャー100試合目 松坂、3回もたず7失点KO

[ 2011年4月12日 09:06 ]

レイズ戦の2回、捕手サルタラマッキアに慰められるレッドソックス・松坂

レッドソックス5―16レイズ

 レッドソックスの松坂大輔投手は11日、ボストンでのレイズ戦で今季2度目の先発。2回0/3を投げ、2本塁打を浴びるなど8安打7失点で2敗目を喫した。チームは5―16で敗れた。

 松坂はメジャー通算100試合目のマウンドで散々な結果に終わった。1回にソロ本塁打で先制を許すと、2回に四球を挟む6連打を浴びてさらに6失点。続く3回に無死一、二塁のピンチを招いたところで降板した。

 この日の松坂には球威がなく、2回は甘く入った球を軽々と打ち返される。無死満塁から8番ジェイソに左中間への2点二塁打を浴びると、右前2点適時打、右翼ポール際への2ランを続けざまに打たれてしまう。すべて初球を狙われ、たった3球で6点を失った。

 2試合連続で期待に応えられなかった松坂に、本拠地のファンはブーイングと、交代を歓迎するような歓声を浴びせた。「誰も味方のファンにブーイングを受けたくはない。いい方向に持っていくにはもう、結果を出すしかない」。松坂は絞り出すように語った。

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