昇格もアピールできず 五十嵐「結果が全てです」

[ 2011年4月12日 12:06 ]

ロッキーズ戦に登板し、2/3回を1安打無失点だったメッツ・五十嵐

メッツ6―7ロッキーズ

 メッツの五十嵐亮太投手は11日、ニューヨークで行われたロッキーズ戦で4―2の6回1死一、三塁から2番手で登板し、2/3回を1安打無失点、1四球だった。2死満塁から同点を許す2点適時打を打たれた。勝敗は付かず、チームは6―7で敗れた。

 メジャー登録されたばかりの五十嵐が、2点リードの6回途中でマウンドに立った。2死満塁から同点となる2点適時打を浴びたが、五十嵐が悔やんだのはその前の場面だった。

 1死満塁で迎えた打者にゴロを打たせ、本塁封殺としたが、捕手への送球がややそれて一塁での併殺を取れなかった。五十嵐は「ボールをしっかり握れていなかったし、焦りもあった」と振り返った。

 不振の中継ぎ陣の中でアピールする絶好の機会だった。「いいところでチャンスをもらったのに…。結果が全てです」と話す五十嵐の視線は宙を泳いでいた。(共同)

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2011年4月12日のニュース