新沼、悲痛…石巻市に実家「行けることなら」

[ 2011年3月14日 06:00 ]

宮城県出身の新沼は家族と連絡が取れず目を潤ませる

東日本大震災

 選手会長として気丈に振る舞った。しかし横浜・新沼の心中のつらさは計り知れない。

 「勝手に元気でいる姿を想像しています。行けることなら(石巻に)行きたい。でも交通が遮断されていて…。映像とかで見ても、その地域は夜になると寒い。食事とかも…。きついです」

 尾花監督も「自分も(PL学園時代の)同級生と連絡が取れないし、(新沼)慎二のことも心配」と神妙な面持ち。横浜では、同県多賀城市内にある中根打撃コーチの弟・茂さんの自宅も津波で流された。チームは16日の広島戦(横浜)からオープン戦を再開予定だが、被災地への慈善活動も検討している。

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2011年3月14日のニュース