「千葉マリン」命名権 地元のQVCジャパンと交渉

[ 2010年12月7日 19:02 ]

 千葉市は7日、プロ野球千葉ロッテマリーンズの本拠地、千葉マリンスタジアム(美浜区)の命名権を購入するスポンサー企業として、テレビショッピングを展開する地元企業のQVCジャパン(同)を交渉先に選んだと発表した。交渉がまとまれば、年内にも契約金額や期間、新しい球場名などを公表する。

 同社は「契約期間は10年で『マリン』という言葉を残した球場名を提示した。地域経済の活性化に貢献したい」としている。
 千葉市の熊谷俊人市長は「総合的な評価だが、金額を最も重視した。(球場名は)配慮ある提案で、ファンにも納得してもらえると期待している」と述べた。
 同社は、テレビショッピングの24時間番組などを配信する米QVCと、三井物産が合弁で2000年に設立。国内では01年から放送を始めた。
 市は11月、契約期間3年以上、金額は原則年間2億円以上などの条件でスポンサー企業を公募。応募した4社を対象に、地域貢献への提案なども踏まえて交渉先の選定作業を進めていた。

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2010年12月7日のニュース