Gルーキー賞の長野、日本ハムの“祝福”に苦笑い

[ 2010年12月7日 06:00 ]

トロフィーを手に握手する榊原(左)と長野

 最優秀新人賞を受賞した選手に贈られる「ゴールデン・ルーキー賞」の表彰式が6日、都内ホテルで開かれた。セ・リーグは巨人の長野久義外野手(26)、パ・リーグは日本ハムの榊原諒投手(25)が受賞。両選手に彫刻家・佐藤忠良氏製作によるブロンズ作品「萌える」が贈られた。

 この日が26歳の誕生日だった長野は故郷の佐賀県から上京した両親と壇上に上がり「素晴らしい賞を頂けてありがたい。今年優勝できなかったので来年は頑張ります」と笑顔。06年に指名した日本ハムの島田球団代表から「残念ながら縁がなかったけど、ウチのスカウトの見る目は証明できたと思う」とエールを送られると苦笑いを浮かべた。

 ≪榊原、早くも来季に意気込み≫パ・リーグで受賞した日本ハム・榊原は「ゴールデンルーキー賞は一生に一度の賞。獲れてうれしい」と喜んだ。2年目の今季は中継ぎで39試合に登板。ロングリリーフでチームのピンチを何度も救い、10勝1敗、防御率2・63の好成績を挙げた。壇上で長野とガッチリ握手を交わした右腕は「来年もこの賞に恥じないように頑張ります」と意気込んでいた。

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2010年12月7日のニュース