西武・中島「米でやりたい!」更改の席で直訴

[ 2010年12月7日 21:52 ]

 西武の中島裕之内野手(28)が7日、西武ドームで行われた契約更改交渉に初めて代理人同席で臨み、「米国で野球をやりたいと伝えています」と、ポスティングシステム(入札制度)による来オフの米大リーグ入りの希望を伝えた。この日、金額の提示はなかった。

 中島はこれまで何度も球団側に希望を伝えてきたが、慰留されて来季からの挑戦は断念した。あらためて夢への意欲を示し「言った、言わないの話にならないように、1人付いていてもらおうかなと。もめるのも嫌なので」と、代理人を同席させた理由を説明した。
 前田康介球団本部長は「彼の希望は今回も聞いた。社長にそういう気持ちがあると伝えたい」とし、球団側の方針は「まだ考えていない」と話すにとどめた。

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2010年12月7日のニュース