やはり不信感はぬぐえず…岩隈、8日に残留会見

[ 2010年12月7日 06:00 ]

 ポスティング・システム(入札制度)を利用して今オフのメジャー移籍を目指しながら、最高額を投じたアスレチックスとの交渉が難航していた楽天・岩隈久志投手(29)が、8日に残留会見を行う。日本時間7日午後2時の独占交渉期間終了を待たずに移籍断念の意思を固めた。

 11月19日の初交渉でア軍は4年総額1525万ドル(約12億6600万円)を提示。大リーグの交渉では条件を何度も修正しながら双方が歩み寄っていくのが通例だが「この条件がのめないなら交渉の余地はない」と一方的に打ち切った。その後ア軍はわずかながら条件を見直したもようだが、「歩み寄ろうとする気持ちがないなら必要とされてないと感じてしまう」という岩隈の不信感は最後まで変わらなかった。

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2010年12月7日のニュース