「何から何まで納得できない」工藤 納得の1発サイン

[ 2010年11月17日 06:00 ]

都内の球団事務所で契約更改交渉を終えて会見する巨人・工藤

 巨人・工藤が都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、400万円ダウンの2000万円で契約を更改。今季は40試合の出場で打率・231に終わった29歳は「何から何まで納得できない1年。サインするつもりだった」と納得の表情だった。

 今年4月にくも膜下出血で木村拓也内野守備走塁コーチ(享年37)が急逝。今季から同コーチが現役時代に背負っていた背番号0を与えられただけに「木村さんの番号を付けたのに、1軍で仕事ができなかったのが悔しい。オフはフライや三振をせず、逆方向への強いゴロを意識して練習する」と自己犠牲の象徴だった同コーチの魂を継承するために汗を流すつもりだ。

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2010年11月17日のニュース